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Trapezoid(トラペゾイド)は、LPGボンベ専用に研究、開発したもので、コンパクトで経済性・作業性に優れています。
粉体塗装は有機溶剤を全く使用しないため塗装作業時における火災・中毒・大気汚染などの危険性が大幅に減少すると共に、塗料の回収利用が可能となり、塗料ロスが殆どありません。
さらにLPXTrapezoidは、ボンベの重要な細部にも均一に塗装できるよう工夫していますので、ランニングコスト面でのメリットも期待できます。
※Trapezoidとは、追求した結果その形状が台形(Trapezoid)になったことから「Trapezoid SYSTEM」と称しました。円柱形、回転体、静電特性、そして検査場特有の作業環境、それらの要素を実験によって総合的に結集した形です。(特許申請)
室内循環型コンパクト設計(ステンレス製)
- 弊社設備では、粉体塗料 高回収効率フィルターの採用により、室内循環方式になっています。
- ブースパネルはステンレス製で、清掃と耐久性に優れています。
- コンパクト設計により作業者がブース内に入ることなく、装置外部より内面の清掃が簡単に行えます。
- 1ステージでワーク全体を同時に塗装可能となりました。
- 特殊形状で外部から吹き込む風等の影響を受けにくく、ワークの形状にマッチしたスプレーパターンを確保しました。
トリボガン(摩擦帯電ガン)
- トリボガンは電界を生じないため、プロテクターの隙間など細部にわたって入り込み性に優れています。
- ボンベ全体の膜厚のバランスが安定します。
一体型メンテナンスフリー
- 駆動部に粉を噛み込むなどの故障や、ゴミ不良などの問題を回避できます。
- 日常の清掃が不要です。
エンコーダー方式
- 1mm単位でのストローク調整もラインを止めることなく可能です。
- プロテクターや50kボンベのサイフォン式に対応し、プロテクター部の入り込み性を向上させるための自動機を組み込んでいます。
自動供給
- 回収タンクの粉の量を感知して、自動で一定量の新粉を回収タンクに供給するので、ガンから吐出される塗料は常時、新粉と回収粉の割合が一定に保たれ、塗装条件が安定します。
タクト方式
- 設備スペースが小さくてすみます。
- 連続ライン運転の設備ではオーバースプレーが多くなる(ボンベの無いところでも常にガンからの吐出がある)ため回収粉の量が多くなります。弊社設備ではタクト運転のため、常にワーク正面のみで塗装可能、回収粉の量が少なく、塗着効率が安定します。
カートリッジフィルター方式
- 回収リサイクル経路が極めて短いため、粉の微粉化が少なく、塗着効率が高くなります。
- 回収効率は98〜99.8%(表面濾過方式)のため、全て室内排気型となり、省スペースで経済的です。(ロス塗料がほとんどありません)
- ファンモータとブースが一体となっているため圧力損失が極めて少なくなります。
- 室内排気のためブース周りのエアーのみで循環します。その為、塗装場外部からのゴミなどの吸込みが少なく、製品へのゴミの付着や、ガンのゴミ詰まりが少なくてすみます。
自動取出装置
- 回収タンクも自動で引き出し、装着できます。